建築文化1999-10
Modern Living 2001-1(134)
室内 2002-3(567)
TV朝日「建物探訪」
僥草庵(ぎょうそうあん)は、UWall(砂利壁)第一号の家。
既に施行中であったが、予定の外壁材をどうしても使う気になれなかった。
かといって、これぞという素材も無い。
悶々とした気持ちは以前からあった。
いよいよその気持が凝縮して来て、ステンネットと砂利を使った壁を考案した。
無機物で劣化の心配が無いので、潅水用のパイプを設置して緑化を施した。
その後このUWallは、当社の標準仕様となる。
URCを外断熱で作り、断熱も高めて床暖房を採用した。
太陽光パネルと太陽熱パネルを設置し、電気と湯を作る。
湯は床暖房にも使われる。
プランは、敷地の四隅を開けて十字型としたことで、どの部屋も庭に面するようにした。
どの部屋も光が入り風が通る。
十字型プランは、中規模敷地における1つの解答例になったが、
新しいプランである訳ではない。