Architecture

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当社で手がけた主な作品

 

ノンブローハウス(Non Blow House)

代々木上原に建つ。1階はピロティとして4台分の貸駐車場を設けるため柱をずらして立て、プライベートなアプローチとの間をURCで分断している。2階外壁は、UWallで覆い、輻射熱対策としながら積極的に雨水が流れるようにして苔が生え経年変化していく。また、無機物のステンレスネットと石で構成されているため劣化せず、将来にわたってメンテフリーの外壁である。3階外壁もノンシール工法を開発し塗料もガラス系を採用してメンテフリーを目指した。
蓄熱型高断熱仕様でありランニングコストも抑えられている。

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石の家(Stone House)

福岡県糸島市の市街地から山懐に入り中腹辺りの田畠が繋がるのどかな地にある。施工はクライアント自らの直営方式であった。職人探しから材料の手配から工事管理、そして予算の管理まで全てをこなした。時には自らも職人となって作り上げた。
石の産地という地の力とURCの融合で生まれた家である。床材に限らず洗面器や浴槽やカウンター等も石である。産地には石を扱う技術が根付いていた。それらの素材の生い立ちによってこの建築は根源的な生命を授かった。他のものはいらない。あとは太陽光と風があるだけでいい。URCの緩やかなカーブを持った界壁が領域を優しく分けている。

 

 

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セルフビルドin箱根

神奈川県足柄下郡箱根町に建つ。一人でコツコツと作り続けている。これは作業小屋でここで寝泊まりしながらいつ竣工するか分からぬ母屋を作り始めている。最近(2018年)はこちらにいることの方が多くなった。たまに東京に戻ると早く箱根に行きたいと思う。
基礎から仕上げまでの全てを、たまに手伝いに来てくれる仲間に助けられながら基本的には一人でやっている。サッシも作ってみた。うまく動いている。
家を作ることで体力維持を図るというのが重要なコンセプトの一つなのだが、最近気がついたことがある。大工仕事はそれほど体力を使わないものなのだと。ジムなどに行って無駄にエレルギーを使うことが嫌いだ。何も生産性のないことにエレルギーを使ってはいけない、と思っていたのだが、、。

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Holistic Light Box

千葉県船橋市に建つ。理想的な日射を得るために家を真南に向けているため、敷地に対しては斜めになっている。外壁はUWall.、ガラス、耐侯性鋼、で劣化の懸念の無いものだけで構成した。ガラスを劣化しない外壁材として捉え、外側を耐熱ガラス、内側を強化ガラスの複層にして間に断熱材を挟み、光が透けるようにした。
冬の日射を床のコンクリートに蓄熱する蓄熱型高断熱仕様である。床暖房の配管は、切り替え式で井戸水を循環できるようにした。
環境と建築と人間の関係性にホリスティックの概念を基盤にして設計した。日射、東西面の輻射熱のカット、高断熱、蓄熱、メンテナンスフリー、等々の要素は、孤立に存在するのではなくそれらを取り巻く環境すべてと繋がっている。クライアントは自力で屋上緑化やデッキ等を施工していき、さらにその関係性を豊かなものに構築し深めている。

 

Fアパート

ストーン ルネッサンス

東京都江戸川区に建つ集合住宅。界壁をURCで作り、外壁にUWallを採用した。URC7作目になる。URCの型枠は型枠業者には作れない。”こんなネットで持つわけがない” という理由で引き受けてくれない。この建築では大工が作った。
進入路の幅員が2mの旗竿敷地なので長屋式の共同住宅という選択肢しかなかった。こういう建築は、木造で作ると10年後には入居者がいなくなるか、または賃貸料を下げざるを得なくなる。駅から15分以上かかる所だから尚更である。かといってコストをかけると収益率が悪くなる。
ローコストで頑丈、古くならない、遮音性が良好、メンテフリー、等々の条件をクリアしなければならなかった。
2018年で10年になるが、空きが出てもすぐに埋まってくれる。

 

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だんごハウス

東京都江戸川区に建つ陶芸家のためのアトリエである。コンクリートを手で丸めて一つ一つ積んでいく工法、だんごRC造第1作目である。型枠が不要である。樹脂ネットを堰材にしたURCを開発しているが、さらにもっと簡単で誰にでもできる工法はないものかと考えたもの。
作業は時間との戦いでもあった。予想以上に手間がかかり左官の船に入れた1㎥の生コンはなかなか減らない。コンクリートはどんどん締まっていく。私も作業したが、クライアントが見兼ねて手伝い始めた。撮影は3日目のものだ。4日かけてなんとか積み上げた。
のちにコアを抜いて強度を調べたところ180kgNであった。出来上がりは非常に良い雰囲気を醸し出している。

 

 

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らせん階段の家

千葉県市川市に建つ木造専用住宅。
中央に太い自然木を立て、それを芯にして螺旋階段を作った。階段は屋上まで貫き、屋上への出入りにはスライド式のガラス戸を製作した。
外壁はUWall。当社の標準仕様である。素材の劣化がなくメンテが不要である。
塗装仕上げは10年毎の塗り替えが必要であり、経済面でも心理面でも負担である。
少しでも安くするために、このUWallはクライアントとの共同作業となった。
屋上にも砂利を敷き詰め、夏場の輻射熱対策とした。

 

 

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Stone Renaissance

千葉県船橋市に建つRC造専用住宅。URCの5枚の自立壁を設置し、軽い木造の屋根を掛けた。
堰材の樹脂ネットの抑えに単管を使用し、単管をランダムに配置してURCの可能性を探った。小さな突起は川石である。ネットに穴を開けて川石を縛りコンクリートを打設した。石が飛び出す懸念は全く必要なかった。
子も独立して新たな人生を送るための家だった。間仕切りをなくし、バリアフリーとしていつまでも住める家を設計した。床仕上げは石で床暖房を入れてある。クライアントは、石にすることの理解が必要であったが、石にしてよかったと後日つくづくと語っていた。40坪ほどの敷地だが、庭は二つありリビングとつながる庭は、大きな3枚の木製サッシを全開することでリビングと一体となる。もう一つは裏庭で浴室と寝室に面してプライバシーが守られたものとなっている。

 

 

 

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青葉の家

横浜市青葉区に建つ専用住宅。新たに開発された静かな環境の住宅街である。
子供部屋は3畳ほどの広さでいいのではないかといつも提言している。そのぶん居間を広くしている。いろんな考え方があると思うが、親子はいつも居間にいてお互いを感じながら暮らしたほうがいいと思っている。また3畳ほどのものであれば、将来子が独立してもそのまま残しておけるし帰っても自分の部屋があることで子には安心感がある。
広い居間に繋がってデッキがあり、開放感を確保している。デッキから屋上に登れるようにもなっている。見た目に邪魔にならないように軽い階段を作った。
外壁はメンテの必要がないUWallで経年変化を楽しめるようにした。内部には開放された空間があるが、外観はUWallの閉じた印象となっているものの、街路に対して優しい表情を提供することを意識した。

 

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Silver Box

東京都墨田区。RCと鉄骨の混構造である。1階はURCの二枚の壁だけのピロティで駐車場とした。その上に2層の鉄骨造の四角い箱を乗せた。

 

 

 

 

 

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砂町の家

東京都江東区の下町の入り組んだ街路の中に建つ。道路側に全面の開口を設けベランダにルーバー目隠塀を設置して開放感を確保した。地盤が弱いので重量の軽い鉄骨造3階建てとした。外壁は当社標準仕様のUWall。見えない部分であってもメンテフリーの目的で採用している。バリアフリーとし家庭用エレベーターを設置した。

 

 

 

 

 

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大屋根の家

群馬県。木造2階建。

 

 

 

 

 

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砂利壁(UWall)の家

東京都日野市の新興住宅街に建つ専用住宅。
UWallは、第1作目である僥草庵では植物を這わせるためのものだったが、この住宅では仕上材として本格的に採用した。使ってみたいと思う外壁材がなかったので試行していたが、この砂利壁に手応えを感じた。見た目も綺麗で仕上げとしても十分に使えると思った。

 

 

 

 

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URCハウス4th

東京都豊島区。構造躯体をURCだけで作った家である。壁だけでなく梁もURCで作った。
施工を外部に頼んだが、途中から自分らでやらなければならない羽目に陥った。クライアントと共になんとか完成までこぎ着けた厳しい思い出のある家となったが、URCで何ができるか試すのが楽しい家でもあった。グレーチングをネットに差し込んでコンクリートを打つことで片持ちの階段を作った。

 

 

 

 

 

 

 

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念佛寺

神奈川県鶴見区に建つ住居を併用した寺院である。
鉄骨造だが1階の壁をURCで作った。2、3階の外壁はALCで表面に銅版を貼った。銅版は玄関建具にも貼り、そのほか至る所にメタルアートを取り入れた。また、漆芸家による本格的な金箔貼り等、嘘のない質の高い建築を作ることができた。 URCによる音響効果もよく、読経が心地いいとのことであった。
太陽熱集熱パネルを設置し、温水をファンコイルに通して床下に温風を吹き入れている。床下のコンクリートに蓄熱されて快適な床暖房となっている。

 

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僥草庵

東京都江戸川区に建つ専用住宅。URCに無限の可能性を感じトライが始まった。同時にUWallの第一号となった家である。
クライアントは小学校の図工の教師でデザインに深い関心を持たれていた。ご自身も陶芸をしておりその釜を1階のアトリエに設置した。様々な提案に同調していただき、相乗効果があった。クライアントも小物を作って建築づくりに参加した。
太陽集熱パネルとソーラー発電パネルを設置し、エレルギーコストをゼロに近づけた。

 

 

 

 

 

 

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高蓄熱URCハウス1st

神奈川県川崎市に建つ。URC誕生の家。私にとって記念碑的な住宅となった。
地下を含む4層の住宅で、URCの試行が4回できる。私にとっては建築家生命をかけたものだった。事故でも起きたら確実に建築家生命は終わる。モノコックの実験は何度もしたが実物大実験ができない小事務所の悲しさを味わう。
阪神淡路の震災で私は何ができるかを考えたが自分の無力さを知るばかりだった。そこで自分が実際に罹災して家を失ったらどうするかと考えた。昔から作ることが好きだった。自分の家(Wing Hat)や今の事務所も自分で作った。家を自分で再建するだろうと思った。頑丈な家を。その頃RC造は熱環境が劣悪で住宅には使えないと思っていた。しかし外断熱で作れれば話は真逆になる。RCが持つ膨大は熱容量が理想的な環境を作り出せる。外断熱RCを自分で作れないだろうか、と試行錯誤が始まった。一般的な型枠工事は素人には不向きだ。

 

 

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外障子の家

東京都杉並区の商店街の中に建つ店舗併用住宅。ファサードに障子を使った。
1階が貸店舗、2階が親の世帯、または賃貸。3〜5階が夫婦世帯。5階建であるが3階まで外階段として夫婦世帯の玄関を3階に設けた。3〜5階の3層とすることで防火区画をクリアした。

 

 

 

 

 

 

 

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町工場のある家

東京都墨田区の下町に建つ。木造2階建。
道路側に作業場があり、中庭を介して住居等がある。

 

 

 

 

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メタルアートのある家

東京都江東区の路地に建つ専用住宅。変形敷地であったが裏が公園であり借景が望めた。
鉄骨造ALC。曲面壁もALCを半切りして取り付けた。珪藻土で仕上げたが数年で汚れがひどくなり樹脂系の塗り壁にした。
メタルアートをたくさん取り入れた。当社にはメタルアートを作れる職人はいなかったので、この家で初めて外部のブレインとコラボした。アーティスト集団である製作美術研究所に協力を求めた。期待を超えた対応をしてくれて、当社だけで作れる限界をあっさりと超えることが出来た。公園側の外壁は銅板ばりで、そのテクスチャーはアーティストならではのものになった。
クライアントは、デザイン面に造詣が深くこちらからの提案の全てを面白がって受け入れてくれた。

 

 

 

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花温水庵

東京都武蔵野市に建つ。住宅には断熱が非常に重要である、と認識していくと造形的な挑戦ができなくなってしまう。熱橋が増えるからだ。建築家であれば造形表現への関心がどうしても高いのが普通であるだろう。その表現欲を抑えなければならない。断熱の重要性を追求すると造形の表現を抑えなければならない。難しい選択だった。断熱を捨てていいはずがなかった。葛藤は終わることがない。
この家は、まさに葛藤の末のものだ。開放感も捨てたくなかった。ガラス面を大きくとった。学んだ事が沢山あった。

 

 

 

 

 

 

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ウッドサークル in 八街

千葉県八街市の田園の中に建つ家である。この家のウッドサークルは完全な円形を持っている。半分は室内で半分は屋外。ウッドサークル内の空間を少し回転させて開口部をなるべく太陽に向けるようにした。

 

 

 

 

 

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ウッドサークル in 浦安

千葉県浦安市に建つ専用住宅。木造2階建。
同じ形の家がずらっと並ぶ地域だった。主要な開口を真南に向けることは、理想的な太陽光を取り入れることについて重要である。その原則に従ってこの家は敷地に対して斜めに配置することになり、かつ画一的な街並みに変化を与えた。
内部空間にウッドサークルを内包している。”木立の中の家”で芽生えた形であり”ウッドサークルin逗子”でそれははっきりとした円形を意図するようになった。円形の一部が玄関部に現れている。
外断熱高断熱仕様。サッシは木製で3枚のガラスで構成されている。

 

 

 

 

 

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から傘の家(かぼちゃ束の家)

長野県安曇野の画家のための家である。柱のない大きな空間をローコストで望まれていた。
かぼちゃ束構造は知っていたが、工芸的なものでとてもローコストではできない。垂木の断面形状が一本一本異なるからだ。しかし、そのようにしか作れないものなのだろうか、と考え始めた。一本一本異なるのは垂木を垂直に設置させるためである。少しづつ傾けていけば全ての垂木は同じ断面形状でいい。垂直でなくてもいいのではないか。斜めにすることで座屈しやすくなるが、それは補強できる。一気に簡単な工法となった。
外壁材に製材した松を提供したが、大工がプレーナーをかけてしまった。おかげで綺麗すぎる外壁となった。

 

 

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ウッドサークル in 逗子

神奈川県逗子市の高台に建つ専用住宅。北側に道路があった。南を庭にして家を配置すると、その南隣家の北面を見ながら暮らすことになる。家の北面がかっこいい家ってあまりない。それに、せっかく南を開けたとしても南隣家の影がこちらにかぶさってくる。建て替え前の家がまさにそのようなものだった。このような敷地は多い。いい方法を考えねばと思い、初めてお邪魔した時に長時間滞在してその場の空気感を体にためて設計を始めた。
エスキスでウッドサークルが自然に現れてきた。イメージしたその形態は力強いものだった。家の中にそれがあったら力強い空間になると思った。後日、梅原猛の講演を聞くことがあった。話の中に”ウッドサークル”という言葉が出た気がしてビクッとした。間違いなかった。知らなかったが日本の遺跡にウッドサークルがあったのだ。

 

 

 

 

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法行燈庵

東京都荒川区の車両の通行を制限された道に面している。それを生かして街路に面して開かれた家にしたいと思った。他の家はアルミサッシの玄関で、閉じれば街路とも閉じてしまう家ばかりだ。これではマンションの構図が平面になったようなもので、この街路がマンションの冷ややかな廊下に思えた。
街路面に縁台を設けた。何かの交流が生まれることを期待した。
狭小敷地の上、建ぺい率の制限がかかる。狭苦しい空間にならない工夫はないものかと考えて、内部に5本の円筒形を取り入れた。その部分は建ぺい率に入らない。その太い円筒形は照明(行燈)として使った。そのため天井照明はない。壁照明の方が人の表情を優しいものにしてくれることを知った。

 

 

 

木立の中の家

木立の中の家

東京都江戸川区に余裕のある敷地に建つ専用住宅。
建売のように敷地の一角にとんと家を置くのではなく、敷地と家の関係を濃密にしたかった。
土地から湧き上がってくるものを感じたかったが、残念ながら私の感覚器官に触れるものがなかった。埋立地で歴史がないからだろうか。
乾いた印象の土地に潤いを感じたかった。イメージに出てきたのは林であった。
庭を取り囲むように丸太が不規則に立っている。丸太の頂点は斜めに切り落とされ、その面は一点に集中している。木が持つ霊的なものを土地に染み込ませたかった。
庭は芝生を植えダイニングと地続きになるようにした。

 

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ボールト屋根の家

神奈川県横浜市の丘の上の住宅街の一画。静かな住宅街である。こういう所ではなおさら各家は前面の街路環境を良くする責務を負っている、と考えている。最低限、接道幅だけの責任でいいのだからそれほど難しい問題ではないと思うが、具体的には難しい。

 

 

花火を見る家

花火を見る家

東京都墨田区に建つ専用住宅。今でこそ狭小敷地でも建築家の参入が見られるが、この建築を作った頃はそうではなかった。前例としてはたった一軒、東孝光の”塔の家”があるだけだった。
敷地面積は8.5坪。私の初めの自邸(Wing Hut)も11坪ちょっと。見渡すとそのような家が都市の大半を占めるのではないかと思うほどだ。そこに建築家が参入する社会的意義は大きいと思った。
隅田川の花火が間近で見れる立地だった。屋上で花火が見たい、クライアントに言われなくてもそのように作りたいと思った。
地盤が弱いので鉄骨で計画したが、その頃、使えそうな外壁材にALC以外の選択知識がなかった。ALCをどう使うかが設計のポイントになった。
この建築を発表後、狭小敷地でも建築家が積極的に参入する傾向が現れた。

 

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Wing Hut

東京都江戸川区。自分で作った家である。敷地は11坪強。
いろんなアイデアが頭を渦巻いていた。しかし他人の家では出来ないだろうと思えるものばかりだった。それで自分の家でやって見た。やって見て実際に形にしてみると、いいねと言ってくれる人が意外に多かった。言葉で説明し、模型を作ったとしても受け入れてくれないだろうと思われることも、実際にビジュアルにしてしまうと人を納得させる力があることを知った。また、私には資産は何もなかった。せめて10坪でいいから土地が欲しい、と切望していた。本当に10坪になった。望みは大きく持った方がいい、とも思った。作るのに一年かかった。大工仕事の大変さも知った。
ここで試したことが私の原点になっている。